台本を読む力どう付ける?俳優に【脚本分析】能力が必要な理由。

台本を読む力どう付ける?俳優に【脚本分析】能力が必要な理由。

俳優の皆さん、「自分は台本読解が苦手…。」と思い込んで悩んでいませんか?

「比較的読解は得意だけど、作品によって偏りがあり、理解できる打率が低い。」

と思っている人もいますよね?

大丈夫です!ここで公開する方法で台本を読み進めてみてください。そうすれば、役作りの初期段階から台本読解に捕らわれずに、イマジネーション豊かに演じることに専念出来ます!


演出家や脚本家にとってはもちろんのこと、俳優にも脚本を読み込む力は必要です。なぜなら…

脚本分析が出来れば、作者(脚本家)の意図した通りの人物像を、ブレずに一貫性をもって演じることが出来るようになる!

から。


私が演技コンサルタントを通じて俳優から受ける相談のうち、かなりの割合を占めているのが以下のような悩みの相談です。

「役を落とし込むのに時間がかかってしまう。」

「舞台公演本番中、役がブレてしまう。」


「稽古中に演出家と作った人物像が公演期間に別人になってしまった。」


「役の理解への演出家との意見の相違が頻繁にあり、その擦り合わせにかなりの時間と労力を要する。」

 「作品を見た人の感想で『魅力的な演技をしていたけれど、あなたの役はああいう性格じゃないんじゃないかな?』という趣旨のことを言われてしまう。」

あなたは、作品テーマや自分が演じる役の性格を自分に都合のいいように解釈していませんか?

自分が感情移入できる場所のみに着目して役作りをしていませんか?


欧米では、プロで活躍する俳優や学生に至るまで、Script Analysisという講座で脚本分析方法を学びます。

ここで紹介する脚本分析方法は、リアリスティック演技術の理論に基づき、私がアクターズ・スタジオ大学院の演出クラスで学んだ内容&海外の演技指南書に書かれていること、そして私の演出家としての経験の三つを掛け合わせて簡潔にまとめた「栗原メソッド」です。

では、具体的には次のステップ【脚本分析 Script Analysis】Step1.【分析すべき三大要素】で解説していきます。

*このブログでの記事全文はメンバー限定の場合があります。具体的なテクニック解説言及部分はメンバー限定公開ですので、メンバーではない方は全体像のみ把握していただく内容になっていますのでご了承ください。

*記事全文を閲覧できるメンバーとは、栗原のワークショップやレッスンで各項目(脚本分析・演出・ミュージカル歌唱 etc.)を履修済みの方のことです。各項目ごとの閲覧パスワードはメンバーにお伝えします。