ロジカルな演出とは?【ロジカル演出術】① はじめに…。

ロジカルな演出とは?【ロジカル演出術】① はじめに…。

今回のシリーズは「ロジカル演出術」について整理してみようと思います。

そもそも「ロジカル演出」なんて言葉は定義として存在しないとは思うのですが、なぜこのようなタイトルにしたのか…?

私がアメリカの大学院の演出家コースで学んだ時、何よりも目からうろこだったのが、「演出ってそんなに論理的に緻密にやらないといけないんだ…」ということ。それまでは、「演出って感性勝負だろっ」と思っていました。「俺はクリエーターだっ」と勘違いしてました。でも違ったようです。

先日のNotesで演出≠ & ≒演技指導という私見を述べましたが、仮にそうだった場合に必要になるのが「ロジカルに俳優を導く能力」。

このシリーズでは、主に二つの視点を基準としてロジカル演出について整理していきたいと思います。

1.作品を的確に観客に届ける為のロジカル思考。

2.俳優をリアリスティックな演技へと導く為のロジカル思考。

ここでいう、「作品」とは、「作家の意図」のことであり、「リアリスティックな演技」とは、「自分と役を意図的にリンクさせて役を生きること」だと定義させてもらいます。

以下のことを整理して記事にしていきます。

1.脚本分析法【詳細は他シリーズで既述】

2.稽古開始前の準備事項(リサーチ項目など)

3.脚本分析結果&リサーチ結果を基に俳優を導く具体的な方法。

ここで解説する方法はあくまで理論であり、それをどう使うかは演出家の腕次第です。ロジックは単なる一つの道具にすぎません。演出家に求められる様々なスキルと掛け合わせることで効果が得られるベースです。

このシリーズが、ロジカルシンキングはどうも苦手…と思っている方の助けに少しでもなれたらと思います。

*このブログでの記事全文はメンバー限定の場合があります。具体的なテクニック解説言及部分はメンバー限定公開ですので、メンバーではない方は全体像のみ把握していただく内容になっています。ご了承ください。

*記事全文を閲覧できるメンバーとは、栗原のワークショップやレッスンで各項目(脚本分析・演出・ミュージカル歌唱 etc.)を履修済みの方のことです。